
フェンタニルという薬品をご存知でしょうか??
注射液や貼り薬などに使われている鎮痛治療剤です。
がんや手術中などの耐え難い痛みを和らげるために使われます。
合成して作られたもので、強烈な鎮痛効果があります。
その効果はモルヒネの100倍というものです!
フェンタニルが盗難!?
このフェンタニルの注射液が岡山大学で盗難にあった可能性があると判明しました。
フェンタニルは合成麻薬『通称チャイナホワイト』の原料としても使われます。
チャイナホワイトはヘロインの50倍の効果があり、価格も安上がりであるために使用者が急増している麻薬です。
今回、岡山大学で盗難にあったと言われる『フェンタニル注射液』ですが、まともに使われるとは思えません。
痛みで苦しんでいる人を救いたい!と言う理由で病院から薬を盗む人間はまずいないでしょう(汗)
シッカリと管理していただきたいものです!
フェンタニルの効果と副作用とは?
かなり危険な感じがするフェンタニルですが、効果と副作用はどのようなものなのでしょうか??
あのプリンスの死因とも言われているフェンタニル注射液ですが、その効果は超強力です!!
フェンタニルはケシから作られるオピオイド系鎮痛薬です。
有名なモルヒネなども同じオピオイド系鎮痛薬です。
全身麻酔や局部麻酔、がんの鎮痛剤などに非常に効果を発揮します。
即効性もあり効果も30~45分ほど続きます。
医療現場ではなくてはならないものです。
それだけ強い薬ですので、副作用も間違いなくあります。
まず、フェンタニルを続けて服用することで薬物依存症と同じ症状になることがあります。
モルヒネの数十倍から数百倍の強さがある薬品を使い続けること自体、末期なんじゃないかと思いますが・・
自分がそんな状態なら、フェンタニル常用を希望しますね(笑)
先がないのに依存症とか関係ないですから。
痛みに苦しむだけ無駄と思ってしまうのは自分だけでしょうか!?
しかし、副作用はそれだけではありませんでした(汗)
- 眠気
- めまい
- 吐き気
- 嘔吐
- 便秘
- 呼吸抑制
- 意識障害
- ショック
- アナフィラキシー様症状
- 痙攣
後半は結構重大な副作用になります。
現在は米海兵隊でもフェンタニルを配合した薬が使われています。
フェンタニルを配合したトローチを兵士に支給されているとのことです。
間違いなく鎮痛以外に使われていることでしょう。
容易に想像がつきます(笑)
こんな感じで依存症の人間が増えていくわけですね・・
ちなみに味はベリー味だそうです。
ありがとうございました。
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