
2004年から土星とその周辺の観測データを地球に送り続けていた、土星探査機の『カッシーニ』に役割を終えました。
消滅最後の撮影です。
最後は自ら・・でもないですが、土星の大気圏に突入して燃え尽きます。
チョット物悲しいところもありますね。
それはそうとちゃんと燃え尽きるのでしょうか??
問題になってる宇宙ゴミ(スペースデブリ)にならないのでしょうか・・
宇宙ゴミはどれくらいの数??
現在とてつもない数の宇宙ゴミがあり、猛烈なスピードで地球の回りを周回しています。
こんな感じらしいですが、尋常ではない数です。
数年前の調査では10cm以上の宇宙ゴミの数は約20000個、10cm未満のものは500000個あるそうです。
その他にも人工衛星(運用終了のものも含む)3500個以上あります。
まさにゴミだらけですね(汗)
この宇宙ゴミの地球を回るスピードは半端ないです!
なんと秒速8kmです!!
ちなみにライフルの弾が秒速800mですので、その次元の違う速さにビックリです!
1cm程度の宇宙ゴミにぶつかると、高速で走る車と衝突したくらいの衝撃になるそうです。
出典:gigazine.net
↑宇宙ゴミの衝突を想定した衝突実験です。
凹んでるのはただの鉄板ではないです。
宇宙船用の保護シールドです。それでもこんな感じになります。
この宇宙ゴミですが、殆どは地球の大気圏でもう尽きます。
しかし大気圏に突入までに、永いもので何百年もかかります。
たとえ大気圏に突入しても、燃え尽きずに地球に落下するものもあるんです。
こんな感じの宇宙ゴミが空から降ってきます(笑)
NASAの発表によりますと、宇宙ゴミが人に当たる確率は1/3200だそうです。
えっ、確率高くないですか!?
過去にスペインのムルシア州では、週に3回も宇宙ゴミが落下したそうです。
結構な数が落下して、結構な確率で人に直撃します(笑)
宇宙ゴミへの対策
こんな感じの危険な宇宙ゴミなので、少しずつですが対策も考えられています。
わかりやすいので、動画でご紹介いたします。
この『こうのとり』の実験は今年の2月にボルトが外れずに実験を失敗してます(汗)
失敗した『こうのとり』は大気圏を突入して、大半は燃え尽きたとのことです。
大半ということは、残って部品は新たに宇宙ゴミになったということでしょうか??
めげずに頑張って欲しいですね!
ありがとうございました。
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