
来年度の税制改革でタバコ税の増税が検討されています。
2018年10月から3年程度をかけてタバコ1本あたり3円の増税を軸に調整に入ったということです。
ちなみに現在のタバコ税は1本あたり12.2円です。
増税に伴い便乗での値上げもされること必至です。
前回の増税時には110~140円値上げがされてますので、増税金額と同じだけはメーカーが便乗値上げしていることになります(汗)
タバコの主要メーカーも、「増税で禁煙する人が多くなるから増税に反対」なんて言ってる割にはアコギなことやってますね(笑)
もちろんアイコスなどの加熱式タバコも増税が予定されています。
世の中の風潮といい、愛煙家は更に苦境に立たされることになりますね。
増税が予定されているタバコ税の使われ方や、タバコ税の値上げの歴史などを見ていきます。
増税のタバコ税は何に使われている?
名前からしてタバコに関係のあるもの、例えば街頭の灰皿などや受動喫煙で苦しんでいる人に使われているような感じがします。
しかし全くそんなことはありません。
まずタバコ税の内訳ですが以下のような感じです。
出典:jti.co.jp
図で見ていただくとわかりやすいですが、タバコ税は国、都道府県、市町村で分配されています。
国タバコ税は都道府県と市町村に地方交付税として行き渡ります。
で使われ方なんですが、実は何に使われているかはわからないです。
タバコ税自体そのものが「一般財源」として納められています。
「一般財源」はなにに使っても良い税金ですので・・
タバコに関することには使われてないことがほとんどでしょうね。
タバコ税の過去の値上げ歴史
ではタバコ増税の歴史を見てみましょう。
なんと25年間で90%もの増税されています!
タバコ増税に伴い毎度懸念されていることが増税によりタバコ離れが進み、最終的に税収が減るのではないかということです。
税収入が可能性はありますが、増税が失敗してもまだトントンには持っていけるのではないでしょうか!?
ですが、そろそろ安直な増税には限界が近いかもですね。
何かというとタバコ税は酒税の増税では・・
そろそろ抜本的な新しい税金でも導入しないとムリですよ。
チョイチョイ言われている「スマホ税」「デブ税」「ニート税」「ハゲ税」「ペット税」「宗教税」はもちろんのこと、「空気」や「水」にも税金を課しましょう。
沈没寸前の日本ではコレでも税金が足りないかもしれませんが・・
ありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。